4/14『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 フィルムコンサート』

令和ダイ大は音楽もめちゃくちゃいいと思うんですよ。 そもそもゲームとアニメでは音楽の使用方法が全く異なるので、アニメはアニメに合わせた音楽が必要なはずだし、令和ダイ大は特に後半の作画クオリティが素晴らしくて、そこに負けない音楽だった。 それが生音で、作曲家ご本人の参加で聞ける機会なんて、そうそう無い

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[写真]『ミュージカル COLOR』会場内掲示ポスター

ミュージカル『Color』

ぼく(成河)、母(濱田めぐみ)、その他の人々(浦井健治) 前過ぎない列のサイドブロックのセンター寄り通路席で。 キャスト以外まったく興味わかない系だ…と観に行って、本当にnot for meだった。 ハイパー歌唱力とピアノとハコのバランスにピントを合わせられず、音楽にも物語にも色を感じとれず。 濱め

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庭園美術館『奇想のモード』

4/1 庭園美術館『奇想のモード』 モード×シュルレアリスムって意外な組み合わせに思えたけど、とくに永澤陽一さんの人工毛ドレス※1のフェティッシュさが大変よかった。 『奇想のモード 装うことへの狂気、またはシュルレアリスム』 東京都庭園美術館 | 太陽WEB 新館(写真撮影可)の串野真也さんの靴も。

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九月大歌舞伎@歌舞伎座

8月中旬~下旬にかけての感染者数の増加とともに、芸能人や歌舞伎役者の感染公表も増えた。 いや、これ今が一番やばい状況じゃない…?と思いつつも歌舞伎座に向かう。 (開いてるし、とっくにワクチン済だったので) 夏に行った劇場の中では、歌舞伎座は50%販売(一部ブロックは片側に人がいるので66%)で、係員

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世田谷パブリックシアター『検察側の証人』

ネタばれあり。 原作はアガサ・クリスティの法廷劇。 裕福な老未亡人殺害の疑いをかけられた青年レナード。 レナードに不利な証言をする妻・ローマイン。 レナードは老婦人を本当に殺したのか、妻はなぜレナードに不利な証言をするのか? …というのが、2度3度のどんでん返しで終幕する。 面白く見たけど、ラストが

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世田谷パブリックシアター『森 フォレ』+ポストトーク

ミステリやバディもの冒険譚のようでもある、8代にわたる年代記。上演時間約3時間40分(休憩2回を含む)。 WWIやダッハウ、ベルリンの壁崩壊等々時代を行き来して複雑だけど、見応えがあった。 最後の種明かしで、血の呪いが断ち切られたことへの安堵と、ミッシングリンクが発見されて、物語が新しい関係性で繋ぎ

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新国立劇場『反応工程』

『反応工程』 戦時中が舞台の作品、貧乏だし鉄拳制裁だのの古臭い価値観が横行してるのを観るのが割とつらくて、 つくづく現代に生まれて良かったと噛みしめることになるけど、そういう価値観・行動様式が実は全然いまも息づいてることも同時に気づいてしまうので、やはり陰鬱な気持ちになる。 フルオーディションと聞い

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NODA MAP第24回公演『フェイクスピア』

野田秀樹の頭の中はどうなってるんだ…?? 綺麗な言葉の花びらがたくさん降るな〜と眺めてたら、ある瞬間にそれが血や骨・肉塊に変わって、それらは最初から花びらなんかじゃなかったんだと気づいたのが『キル』(2020年にベルギー演劇祭?の配信で見た)。 今回も、シェイクスピア劇とイタコの口寄せの言葉の煙に巻

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コクーン歌舞伎『夏祭浪花鑑』5/28夜

祭りのお囃子を聞くと思い出す記憶、あれは蒸し暑い嫌な夏でしたね…と重い口を開いて語るような舞台だった。 殺しの場面の陰惨さと、その後の団七宅での空々しい会話の緊張感に、思わず手を握り締めてた。 名月八幡祭や伊勢音頭といい、お囃子をBGMに殺しを見せるって、様式美にしてもちょっと屈折したものを感じるし

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