歌舞伎座『壽初春大歌舞伎』昼の部『陰陽師 鉄輪』

博雅「本当は寂しいのであろう、この世に自分一人と思う時があるのではないか」
(中略)
晴明「俺にはお前がいるではないか」

中の人を想起させるやり取りだなあと思ってるところに、阿弖流為の時のクロスロードか襲名時の特番を見返したら、おうちでダンボールのセットを作って芝居ごっこをやっているお子さんたちについて
「今までずっとひとりだったから、やっと仲間ができた」と幸四郎さん(当時は染五郎さん)が語っていてだな…

なお(転落事故からの)復帰のドキュメンタリーでは「誰になら心を開くんです?」みたいなことを、もんじゃ焼き屋さんで勘九郎さんに言われており…

というメモ。
さりげなく薬指と小指で袖を抑えて舞っていたり、すすーーっと滑るシーンがあったり、盆を回しつつのフォーメーションもかっこいいし、舞踊ターンも見応えがある。
(作曲・演奏は今藤長龍郎さん)

紀尾井町夜話の時蔵さん・廣太郎さん・新悟さんゲスト回によれば、お稽古にはだいぶ時間がかかったらしい。

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