令和ダイ大は音楽もめちゃくちゃいいと思うんですよ。
そもそもゲームとアニメでは音楽の使用方法が全く異なるので、アニメはアニメに合わせた音楽が必要なはずだし、令和ダイ大は特に後半の作画クオリティが素晴らしくて、そこに負けない音楽だった。
それが生音で、作曲家ご本人の参加で聞ける機会なんて、そうそう無いぞ!!?と行ってきた。
…結果、すごく良かった。
令和ダイ大は音楽もめちゃくちゃいいと思うんですよ(2回目)。
令和版ダイ大アニメは制作スタッフにファンが多くて、熱意をもってやってくれたと三条先生がダイ大展のインタビュー映像で語ってらしたけど、作曲家ご本人がダイ大に愛があることがうかがい知れるトークと演出満載で、本当に行ってよかった。
もしかして作曲家ご本人がやりたいからやった!!みたいなイベント!?そっかー!!(※勝手な憶測です)
ありがとうございます!!!!!!
2023/6/4 ダイジェスト版が公開。
音楽はもちろん、林ゆうき先生がご自分で編集した(!?)「フィルム」部分も素晴らしく強火で最高だった。
まさかご本人が音ハメまでこだわって編集してるのは予想外でした。
(ポップが足でだんだんやるところはここを合わせて…とご本人も編集を楽しまれたご様子)
配信版(3千円は破格)では見切れ気味、ダイジェスト版ではぼかしがかかっていてフルでは見られないので、この差だけでも現地に行った甲斐があったと思う。
総集編として、あるいはMVとして売ってほしい。
なお、アンコールでの「竜の騎士」は「お土産があります^^」とのことで撮影&SNSシェアOKでした(そのため背景はフィルムコンサートのロゴのみ)。
帰路はもちろんリピート再生しながら帰った。最高。
◆トーク抜粋(覚え違いや解釈間違いもあると思います。感じが悪かったらそれは書いた私のせいです)
・全体的な音作りについて
ダイ大以外の作品では電子な音作りが多いが、ダイ大ではアナログ・アコースティックな曲作りを志向した。
特にダイは出生や育ちもヨーロピアンな世界観ではないので(曰く「ダイくんは育ちが悪いので」言い方w)、ダイのテーマにはちょっと民族的な音を入れた。
・バランのテーマ曲はチェロ
ダイのテーマはヴァイオリン。
期せずして(というニュアンスと思います。最初から狙って楽器を選んだわけではないというか)親子っぽくなった。
・ポップの声について
キャスティングを知る前に豊永利行さんと別の現場で会って「豊永さんだったらいいのに」と言ったら、本当に豊永さんだった。
・ダイの剣のビジュアルについて
“最初にダイの剣のビジュアルを出したのは、最後まで作るという決意だと唐澤監督が最初の打ち合わせで話した”
ひーーーーーーー。
このご時世に「第○期」と分割せずに100話やったのはすごいことですよ…。
この時の曲が、他にも使えないかということで次回予告に流用されたとのこと。
『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』が2020年秋に完全新作アニメ化!ゲーム制作も決定!!(https://www.dragonquest.jp/news/detail/3157/)
・鬼岩バーン様
(そのあと他でも使われたかもしれないけど)そのシーンのためだけに作った。勝てない!と思うような曲を作った。
(後半どんどんすごいバトルが重なって、どんどん重くなって大変だった)
その他、ジャンプ本誌に読切の『デルパ!イルイル!』を読んだ時の話とか…
◆個人的にぐっときた演出
・背景のパイプオルガンに投影された怪しい文様の照明が禍々しい雰囲気
パイプオルガンってアルビナスみたい。
・ミナカトール時のモニタ下照明がアバンの使徒カラー
曲が終わってマイクオンの第一声が「みんな大好きミナカトール」だった。
強火!!!強火の作曲家!!!!
★★セトリ
https://open.spotify.com/playlist/7BLMOfupjQkZ86gtMHR7WY?si=f7a1bd276e874d3a
- ダイの大冒険
- 小さな勇者
- 再会の喜び
- 奇襲攻撃
- 破邪の力
- 勇者たちの力
- 広大な世界へ
- 強敵の出現
- レクイエム
- 反撃
- 迷える心
- 怒りと悲しみ
- 力のぶつかり合い
- 竜の騎士
- 大魔王バーン
- 次回予告
- RISE
- 獣王遊撃隊の神髄
- 超魔生物ハドラー
- 黒の核晶
- 和解と絆
- 強い覚悟で出撃
- ロロイの谷決戦
- ミナカトール
- 真・大魔王バーン
- 神の涙
- 鬼眼王
- 竜魔人・ダイ
- エピローグ
- 【お土産】竜の騎士