5/17の阿弖流為完成披露上映会のメモまとめをmixi日記より転載。実際に書いたのは2016/7/25くらい。
ついでに覚え書き。シネマ歌舞伎『阿弖流為』公開にあたって開催されたイベント
萬次郎さんのだけ行けてない(PIO開催のカプコンカップとかぶった)。
会場は新宿ピカデリー。
試写会の類に来るのは初めてなので、メディア関係受付などを物珍しく眺めつつ会場入り。
着席して程なく、阿弖流為の使用曲とともに染五郎さん、勘九郎さん、七之助さんの3人が登壇。
勘九郎さん・七之助さんはお揃いにも見える(違うけど)グレーのスーツに白シャツ。
染五郎さんは謎の模様の紺ジャケットにデニム。
最初の挨拶で、「シネマ歌舞伎は歳を取らないし疲れない!!」とアピールする染五郎さん。
勘九郎さんはまだ観ていないとのことだけど、阿弖流為初日の染五郎さんのコメントを思い出させるご挨拶。
そのあとはMCさんがお題を振るんだけど、
だいたい染さまが不思議ちゃんなこと言ってました!この40代はいったい…(戦々恐々)。
染:不思議ちゃん全開
九:ツッコミ
七:まっとうなことを言おうとする
みたいな…?
Twitterで「中村屋兄弟は、染の扱いに慣れてるから」ってあって笑うしかない。
でもその3人であれが出来るんだから、出演者はもちろん、各種調整をした関係各所に五体投地してお礼を言いたい。
■立ち回りの多さについて。
◇染
・阿弖流為は蝦夷の長だから強くて敵をなぎ倒さないといけないけど、「ここまで強くなくてもいいや」と思う日もあった。
・川原正嗣さんの殺陣が緻密で、中村さんちの、いてうくんにもつけてもらって
(染さま、けっこう川原さんの名前出すよね?テレビ収録のときにACジャージ着てるし)
◇勘
・僕まだ見てないんですよー
・(収録は新橋で、そのあと大阪公演もあったから)演舞場でなにやってたっけ?イノキとかシャケとか…
・染「お客さんの拍手や笑い声は、残したのも消したのもあります」
・「じゃあイノキはウケたということにしましょう」
◇七
・いのうえさんの演出が「二歩歩いて振り返って」というようなもので、歌舞伎の形と同じだと思った。
・新感線は見るもので出るものじゃないと聞いてたけど、本当だった。
・慣れてる新感線の人でさえ週1日休みがあって、1回公演の日も多いのに、休みがなかった
・出演者の年齢層的に養老院(七之助さんの発言じゃなかったかも
・最近の稽古場所から阿弖流為の稽古をした西巣鴨の体育館が見えて、熱い夏を思い出した。
・「中村七之助の舞台人生で阿弖流為は特別だった」
■男らしいエピソード
◇染
・阿弖流為の上映会で岩手に行ったんですよ(うれしそう
・ホテルで椅子をどけたら10円玉があったけど、拾わずにそっと元に戻した!君たちにはできまい!
ああ、染ワールドってこういうw
このあと、同じテーマで勘九郎さんが話そうとして口ごもったら、すかさず岩手県民だったら誰でも知ってるらしいラジオのパーソナリティ?の話を始めるしw
でも、「岩手に行った」「仙台に行った」とニコニコと話してて、東北人的には(?)嬉しかった。
(twitterであさったところでは、水沢のほうではさすがご当地、客席にモレ族の子孫がいたとか、「胆沢の城」「多賀城」と地名が出るたびにざわっと盛り上がったとか)
■ケーキ
このあとバースデーソングとともにケーキが運ばれてきたのは、翌日が七之助さんのお誕生日だからということらしい。
ラストの星空をイメージしたというケーキの中に、すかさず「熊子だー!」と声を上げる勘九郎さん。
「イチゴのところを食べさせてあげてください。こいつイチゴに目がないんですよ」とも言うのがやたらと嬉しそうだなーと思ってたら、七之助さんは果物が苦手だそうでww
マジパンなので硬くて(しばらくモゴモゴしてた)甘いらしいです。
「熊子だからねー」とか言われてた。
というか、なぜ男性同士でケーキを「あーん」ってしているのを我々は見せられているのかw
・フォトセッションということでケーキを下げられ、立ち位置変更にわちゃわちゃする三人(かわいい)
・宣伝タイム?「このあとこの二人はコクーン歌舞伎です」と紹介したあとに「わたしは歌舞伎座です」と半歩前に出る染さん。
…だいたい染五郎さんが喋ってた…w