mixi日記(2015年08月28日12:47)から転載。『阿弖流為』まともに観劇日記的なものを書いてない…。
なんでだっけ。
つぶやきでマイミクの人と延々キャッキャしてはいるのだけどw
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少年漫画で見開きで「いざ雌雄を決さん!」みたいなシーンがあったら、そりゃー燃えるでしょ???
そこに裏切りとか決別要素があったらなお良いでしょ?
という観劇日記前段ノー推敲ノーネタバレ
阿弖流為@新橋演舞場
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/osaka/2015/10/post_43.html
10月は大阪松竹座だよー
脚本 中島かずき
演出 いのうえひでのり
市川染五郎、中村勘九郎、中村七之助
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阿弖流為3回目はおけぴでget出来そうな気配もあったけど、結局問合せするのをやめてしまった。
きっと今年は何か買うたびに「だったらあの時6500円出せばよかっただろ!!」って思うんだろうな。
わりとその場の勢いで「これは行かなきゃ!!」みたいに突っ走ることが多いので、ちょっと反省して、しすぎちゃったかな。
…という観劇日記を7/26(日)夜に書いてたのだけれど、前の日記の通り結局行ってきたよ「阿弖流為」千穐楽!!
帰省しようかと思って有給取ってたんだ。
で、3回目を見た結果、蛮幽鬼以来の阿弖流為ロスみたいなことになってます…うぅぅぅ。
ここ数年、新感線をちょこちょこ観に行ってるけれど、どうしても小芝居・ギャグのターンが苦手と思ってしまう私にとって
「ギャグシーンを抜いたら歌舞伎になるよ」と言われたらしい阿弖流為は、ものすごく好みで
1時間10分+1時間40分の間、まったく退屈しなかった。
すごく良かった。
思ってたよりいのうえ歌舞伎だったし、(ちゃんと見たことないけど)思ってたより歌舞伎だったような気もする。
(殺陣の緩急ミックスが面白くて、アクション監督・川原さん以外にも歌舞伎のひとが立師として名前を連ねているので、その辺のコラボ具合も気になる)
冷静に考えると、やっぱり時系列や年齢、関係性に粗はあるんだけど(旧作から結構変えてるし)、ほら、芝居ってそういうのじゃないとこあるじゃん?
このシーンのこのセリフのために観にきたんだよ!みたいな。
むしろ、そういうのがあるのが(いのうえ)歌舞伎?なの?そうなの?そうかも?
とくに1回目は仮花道に近い席で、1.5m横を阿弖流為が何度も通るんだ。
名乗りのあとに花道を去っていく横顔を見て、私の中で阿弖流為は血肉を持った人になったよね…。
蛮幽鬼もそうなんだけど、中の人に萌えつつも、それ以上に彼等は彼らとして存在してる感覚。
(でも、染さまかっこええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!)
それと、これは余談で、演者の方には申し訳ないけど、つい
「これが!!演舞場!!サジと浮名様がじりじりしてた花道!!」
「『なんぼのもんじゃーい!!』で映ってた客席の提灯!!」
という意味でも、とてもとても楽しかった。
一等席16500円、二等席9500円(最安の三等B席で3000円)とお高めのチケットと、
夜公演でも16:30からという社会人殺しな開演時間だったのが惜しいなー。
でもTwitterで複数回観に行った人が散見されるのも納得。
私もすでに10月どうしよう?大阪行くか?とか本気で思ってたり(´¬`)
この辺はゲキシネで観ることしかできなかった蛮幽鬼のトラウマでもあるけど、歌舞伎は撮影が入ってても映像化が公開されるとは限らないらしいので、観られるうちに観ておきたい…