(mixi日記より転載/このあと東京公演9/25昼も観劇)
–劇団☆新感線「髑髏城の七人」——————————————–
小栗旬、森山未來、早乙女太一、小池栄子、勝地涼、仲里依紗
高田聖子、粟根まこと、河野まさと、千葉哲也 ほか
上演時間3時間10分(休憩20分含)
http://www.dokuro2011.com/ (2018年現在は死んでる)
2011年8/7~8/24 大阪公演@梅田芸術劇場メインホール (23公演)
2011年9/5~10/10 東京公演@青山劇場 (45公演)
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てことで、8/10ウメゲー昼公演に行ってきた~。
久々の観劇、しかも新感線とあって、数日前からドキドキしてた。
「メタルマクベス」は「新感線って一度見てみたかったんだよねー」程度だったし
クドカン脚本/RXだったから、ちゃんと中島かずきさん脚本/いのうえ歌舞伎を見たかった。
「髑髏城の七人」は、初演が1990年、1997年に再演、
2004年には市川染五郎主演verと、古田新太主演verが上演されている、
新感線の代表作とも言える演目(前者は通称アオドクロ、後者は通称アカドクロ)で
今回は脚本もキャストも大幅に入れ替えての上演。
席は今回もmixiでチケットを譲っていただいての1階17列右ブロック。
ジューダスが流れる中、前を見れば斜舞台に一振りの剣。
前回は「メタルマクベスだからこういう音楽かかってんのかなー」と思ってたけど
今回の私は、これが毎回のことだと知っている…!!と、なんだか一人感動。
■とりあえずネタバレ無しの感想を。
今回は、ストーリーに関してはほとんどチェックせずに行きました。
某所でアカドクロのOPを見て痺れたくらいで、髑髏シリーズは未見だし
キャストも客演が多いから、せっかくならフラットな状態で見てみようかなと思ったのです。
…メイン3人の関係を把握するのに時間がかかって、ちょっと後悔しました(笑)。
休憩を入れて3時間10分、全く退屈せずに見られたし、面白かったけど
やや薄ーい感じがして、眉間にシワを寄せて見ていたかも(笑)。
小栗旬は、殺陣etcはともかく華だけは凄いしフトモモ大公開だし、
森山未來と早乙女太一の殺陣は華麗だったし、対決シーンとかアレなシーンとか盛り沢山で
とにかく早乙女太一が可愛かった!!し、小池栄子も仲里依紗も頑張ってた。
勝地涼も見ていて楽しかった(彼の衣装が一番好き)。
千葉哲也さんはやっぱりセクシーだったしw
メインキャストが若いし客演なので、見慣れた劇団員が出てくるとほっとする。
そして川原正嗣さんも初めて生で見られた!!(メタルマクベスは判別できてない)
背中とか、蹴り入れてるところとか大好きです。
声~声も格好いいよー囁かれたいよー。
…が、少年漫画系でキャラが立ってて、物語の構造が明確な上に
メインになる人物や関係性が多いから、1つ1つに対して「そこもっとkwsk」という欲がでてしまう。
そういう意味では、「SHIROH」の欲求不満に近いものがあるけど
(もうちょっと四郎の苦悩や嫉妬を見たかった)、あれは歌のカタルシスが半端ない。
同じ”いのうえ歌舞伎”なら、「蛮幽鬼」はその辺が深かったと思うわけで。
初演が20年前のものと、2009年上演のものでは、比較するのも無粋だとは思う。
実際、劇団員の粟根まことさんも、
「『若いな』という感じがする。なぜ5回もやっているんでしょう」とパンフに書いていたし。
そして私が観た8/10は、4公演目。
まだ50公演以上残っているので、これからどんどん演出が変わって濃くなっていくんでしょう。
最後のほうでもう一度観てみたいなー。
■グッズ
最初はパンフとTシャツ、デモCDだけのつもりだったのに、
気づいたらうちわとクリアファイルとトートバッグまで買っていたwww
締めて8700えん…orz
ゲキシネDVDが買える値段だけど、パンフ自体も高いから仕方ないw
一番欲しかったのは、オクでもなかなか手に入らない稽古用デモCD。
歌唱指導担当でもある右近さんがご自分で歌っている曲が入ってて
蛮幽鬼は全曲入りのサントラが出ていないので
これじゃないと聞けない曲(粥ソングと上川さんの歌う曲)があるんです。
他にも薔薇サム、ゴエロク、港町純情オセロがあったけど、とりあえず今回はこれで!
というか「SHIROH」のサントラを再販して下さい…orz