石川禅さんや坂元健児さんの歌が大変に魅力的で「ミュージカルにおける歌うま=説得力だよなあ。現代でもこうやって巧みに扇動する人がいるんだろうな」と思って見てたけど、まさにそここそがキモだったのかも。 そしてオープニングとエンディングで出てくるのは群衆であって、レオやルシール、ドーシーといった個人は出て
もっと読む投稿者: さい
『石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか』
凄いボリュームだった。 多岐にわたる分野で活躍した個人の回顧展ってそうそう行われるものではないから、貴重な機会だと思う。 アカデミー賞博物館の衣装や個人像の資料なんて、そうそう借りて一度に並べられるものじゃない。 原則として事前予約制だけど、キュレーターさんが当日券もそれなりに用意しているととツイー
もっと読む11/16『フリーコミッティド』@青山クロスシアター
2020.11.23追記 今回のほうがきれいなクリスマス前の小話としてまとまってる、とでもいうのかな。 2018年の初演は真夏の公演だったけど、今回これを観て、外に出たらクリスマスのイルミネーション…というシチュエーションは悪くない。 成河さんにはそういうのを求めているかどうかはともかく。 前回はビ
もっと読む7/1『Defiled』DDD青山クロスシアター
「こうしたことを繋いでいくのが、僕たちの責任なんです」 ブライアンの奥さんと電話で話すところだけ、口調が違うの。 偽義経東京千秋楽以来、99日ぶりの劇場。 99日の間に、沢山のステージが延期や中止になって、その間に過去の舞台作品の映像配信やライブ配信があり、これから幕が開くお芝居でも配信をやるケース
もっと読むミュージカル『VIOLET』
全然うまくまとまらないけど備忘録的に投げとく。 コロナ禍で中止→4か月を経て5公演だけ奇跡の上演『VIOLET』 朗々と歌い上げない系ミュージカル、タイトルロールが小柄かわいい屋さんじゃない(ほうを観た)ミュージカル、楽しかったけど、令和になって「彼氏ができて救いを得てめでたしめでたし」みたいなオチ
もっと読む古典×現代2020―時空を超える日本のアート
忘れないうちにざっくり感想。 特に下調べもせず行った。 行くにあたって事前予約が必要だけど、当日でも空きがあった。 ■仙厓×菅木志雄 現代のほうは、岩(や木や金属)を円状に配置したインスタレーション。 わかるような分からないような…。 この企画展は全ての組み合わせに作者コメントが掲示されていて、「仙
もっと読む「2度と繰り返してはならない重大な過ち」
全文読む前に引っ掛かりを覚えたのでメモしておく。 死者の声を運ぶ小舟 https://www.nytimes.com/ja/2020/08/06/magazine/atomic-bombings-japan-books-hiroshima-nagasaki.html?smid=tw-share
もっと読む6/27 図夢歌舞伎『忠臣蔵』第1回配信「大序から三段目まで」
「どう見せたら面白いか」が試行錯誤になるのは新しい試みだから(※1)仕方ないとしても、単に配信技術の練度が低いのは何とかしてーーー!! 役者ファンとしては”幸四郎さんが楽しそう”、”おお、アップが”ってだけで楽しめないこともないんだけど、宣伝も配信もち
もっと読むDAHON・metroで楽に輪行したい夢(9年越しの)
また思い出したように、DAHON・metroで楽に輪行できないかと色々探した。 (買ったのが9年も前で泥除けなんかボロボロなんだから買い替えればいいんだろうけど、買い替えるほどには乗らない) 結論: ・汎用の折り畳みキャリーカートに乗せてうまく運ぶ手段を考える(走行中のキャリーの運び方含む) ・11
もっと読む和歌メモ
かなり昔に気に入ったのを紙にメモしておいたものがあったので転記。 春の歌・恋の歌をざっとチェックしたんだろうけど、ピックアップの基準がもはや分からない。 大伴旅人の酒の歌は良い。 — 石(いわ)走る 垂水の上のさわらびの 萌え出づる春になりにけるかも (志貴皇子/万葉集・巻八) 世の中を
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